ためになる!?ぶつだんやさんコラム
2021年1月1日
七福神
- 株式会社ぶつだんのもり
- もくりんくん
あけましておめでとうございます
初夢に宝船に乗った七福神を見ると縁起が良いと言われますね。
七福神は福を授けるといわれる七柱の神様ですが、その中には仏教との掛け持ちの方もいらっしゃいます。
仏教と関わりのある七福神
まず、七福神とは「弁財天(べんざいてん)」「毘沙門天(びしゃもんてん)」「恵比寿(えびす)」「大黒天(だいこくてん)」「布袋尊(ほていそん)」「寿老人(じゅろうじん)」「福禄寿(ふくろくじゅ)」の七柱です。
その中でもお名前に「天」がつく神様は何だか仏教のにおいがしますねぇ。
実はその通りで、弁財天も毘沙門天も大黒天も仏教の天部の仏様なのです。
毘沙門天は四天王の一尊「多聞天(たもんてん)」の別名です。
この三尊はどなたも元はヒンズー教の神様であり、それが仏教に取り入れられ、日本で七福神となったのです。
さて、それ以外の仏教の仏様はというと、布袋尊がそうです。
布袋尊は弥勒菩薩の化身とされ、所によってはあのふくよかな姿の造形で弥勒菩薩として祀られていたりもします。
仏教以外の七福神
仏教の仏様とされているのは先程挙げました四柱で、寿老人と福禄寿は中国の仙人がモデルといわれています。
寿老人も福禄寿もモデルとなった仙人が同一人物のようで、二柱の姿が似ているのもうなずけます。
残った恵比寿は七福神で唯一の日本由来の神様です。一節には日本神話のイザナギとイザナミの子であるといわれています。
こうしてみると七福神は出身が結構多国籍な神様達なのですね。