ためになる!?ぶつだんやさんコラム

2020年9月2日

小さなお仏壇への買い替え

  • お仏壇と墓石の太田屋
  • 太田博久(代表取締役)

実家のお仏壇を、現在の住まいで祀りたいけど大き過ぎてどうしよう…。

施設の部屋にお仏壇を置いてお参りしたいけど…。

最近はそのようなご事情で、今までお参りしていた大きなお仏壇から小さなお仏壇へ買い替えたいとのご相談が増えています。その場合に参考にしていただきたい事柄をお知らせします。

<大きなお仏壇(古いお仏壇)の処分について>

ほとんどの仏壇店が、これまでお参りされてきたお仏壇の引取りと処分をします。大きさや手間によって異なりますが、通常は数万円までの費用かと思います。新規購入をしなくても、多くの仏壇店は引取りと処分だけでもするはずです。お近くの仏壇店にご相談ください。

その際には、できれば菩提寺様にお願いし、お経を上げて「魂抜き」をしていただくのが望ましいと思います。ご本尊やお位牌をそのまま移す場合には「魂抜き」が不要との考えもありますが、後で心にもやもやが残らないように、一度「魂抜き」をしてけじめをつけていただく方がスッキリなさるかと思います。これまで大切になさってきたお仏壇ですので、丁寧な手順を踏むことが望ましいかと思います。

<お位牌がたくさんある場合の整理について>

・回出位牌(くりだしいはい)にまとめる

過去の大勢のご先祖のお位牌をひとつのお位牌にまとめるために回出位牌があります。扉がついた、中にお札の納められるタイプです。

・過去帳(かこちょう)にまとめる

お位牌ではなく、手帳のような過去帳にご先祖のお戒名を記載し、一冊にしてお仏壇でお参りする方法もあります。

・先祖代々の位牌をつくる

ある程度の時期までのご先祖を代表する「〇〇家先祖代々の霊位」というお位牌をつくり、ひとつのお位牌にまとめる方法もあります。この場合には、まとめるご先祖のお戒名がわからなくなることもありますので、過去帳に記載し併用するのもよいかと思います。

<新しいお仏壇(小さなお仏壇)の購入について>

新しく祀る家や部屋での置き場所を決め、そのスペースに合うお仏壇を探していただきます。お仏壇の幅と高さ、奥行の寸法をよく考慮してお選びください。また、お仏壇の扉を開けた場合の幅もご確認いただきたいポイントです。

最近は扉のついた箱型のお仏壇ではなく、台形式のオープンなステージにお祀りするスタイルもございます。ご希望のスタイルに合ったお仏具も、色や形の様々なタイプがございます。そのようなお仏具を楽しみながら選ぶ方も増えています。

このようなポイントを踏まえ、お近くの仏壇店にご相談いただければ、ご家庭のご事情に応じた対応が可能です。お気軽にご相談ください。

 

古いお仏壇の処分方法、儀式

お仏壇と魂の関係