おしえて!ぶつだんやさん
仏壇で「最小限必要なもの」はなんでしょうか?
回答
ご本尊やお位牌の他には、三具足(みつぐそく)と呼ばれる、お花を備える「花立」、お線香を置く「香炉」、ローソクを立てる「ローソク立て」の3つを揃えていただくのがよいでしょう。本尊に向かって左側に花立、真ん中に香炉、右側に燭台を置きます。これは宗派に関わらず、ほぼ共通です。その他は、必要に応じて買い足していくとよいでしょう。
ぶつだんやさんから一言
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太田屋続きを表示する
「最小限」で考えると、まずは手を合わせる対象となる「ご本尊」または「お位牌(法名軸・過去帳)」が必要です。お参りの行為としては、「香灯華」と呼ばれるお花を供え、ローソクを灯し、お香(お線香)を差し上げればよいでしょう。もしお写真が必要ならば、それがあなたにとっての「最小限必要なもの」になるかもしれません。あなたの思う「マイ仏壇」を目指すのはいかがでしょうか。
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大越仏壇
三具足には、それぞれ、お香には、身を浄める。香りが隅々まで行き渡る「平等」。お花には、枯れていく様から命を学ぶ、色々な花の個性を尊重して和の心で互いに輝き合う。灯りには、智慧の灯り。人は明るい方に導かれる。という意味があります。
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おぶつだんの佐倉
三具足以外では、ごはん・お茶などをお祀りするお道具もあると良いでしょう。お気持ちでお祀りされる場合はお祀りする方がお好きなだったものを中心にお祀りしていただいても宜しいかと思います。
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ぶつだんのもり
お仏壇へのお供え物の基本には五供という考え方もあります。五供とは三具足に浄水(茶湯器)と仏飯(仏飯器)を加えたものです。おりんもあればなおよろしいでしょう。
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ほこだて仏光堂
三具足に加え、最近はコンパクトなおりんも出ておりますので、そちらをご用意頂くのもよろしいかと思います。
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