おしえて!ぶつだんやさん
結婚したら夫側と私側と仏壇が2つになってしまいそうです。 どうしたらよいのでしょう?
回答
宗派が同じであればひとつのお仏壇にまとめ、片方を処分してもよいでしょう。ひとつを仕舞う場合は基礎知識「古いお仏壇の処分方法、儀式」を参照してください。宗派が違う場合は、お仏壇をふたつ置くこともできます。違う部屋に置く・同じ場所に並べるなど、置きかたは地域や宗派によって変わってきますし、サイズ的にお仏壇をふたつ置くのが難しい場合は、小さめのものに変えるなどの解決方法もありますから、仏壇店に相談してみましょう。
ぶつだんやさんから一言
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おぶつだんの佐倉
同じ部屋の隣通しに置く、宗派が異なっても一つのお仏壇にお位牌を纏める、違う部屋に別々で置くなど、ご自宅によって様々です。形式にとらわれず、ご家族で話し合い、お寺に相談してお祀りしましょう。
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太田屋
お位牌をどちらかに移してひとつのお仏壇で祀ることもできますが、ご夫婦で信仰する宗派が異なる場合は、双方を尊重してふたつのお仏壇を並べて祀っているお客様も実際にいらっしゃいます。
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ほこだて仏光堂
当社では別々の宗派の場合、お仏壇の真ん中についたてをつけてひとつのお仏壇をふたつに分けたことがあります。また別の宗派おふたりがご結婚された際に、家督側の宗派に合わせたケースもありました。
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大越仏壇
富山県では、夫婦どちらかの宗派に合わせてお仏壇を一つにまとめるのが一般的です。手を合わす場所であることが大事なので、無理に分けなくてよいという考え方ですが、宗派の違いなどで分けた方が落ち着くようでしたらもちろんふたつ祀っても構いません。
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ぶつだんのもり
憲法でも個人の信教の自由が謳われていますので、家庭内に二つの宗旨の仏壇が存在しても問題はありません。(先祖をまつる 村上高甫・著 より引用)
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