ためになる!?ぶつだんやさんコラム
2020年6月15日
「仏様」如来(にょらい)のお姿 阿弥陀如来
- 株式会社大越仏壇
- 商品部 小橋
如来の姿には立ったお姿、座ったお姿があります。
座った如来様は、自内証(じないしょう)といって、悟りそのものを表しています。
悟りを開いて、瞑想に入ったお姿と考えられています。
立った如来様は、人々を救済しようと立ち上がったお姿と考えられています。
さて、浄土系のご本尊(ほんぞん)様は、阿弥陀如来です。
在家(ざいけ)には、絵に描かれた仏様が多いと思いますが、寺院の仏様は木像です。
絵像(えぞう)様ではわかりにくいですが、木像様を横から見ますと、前傾姿勢になっていることが多いです。
寺院の阿弥陀様立像は、前傾姿勢して左足が半歩前に踏み出しています。
これは、阿弥陀様のあらゆる衆生を救おうとして立てた誓願(せいがん)を表しています。
悩みながら日々を送っている私たちを大きなお心で、見守ってくださっている仏様なのです。