ためになる!?ぶつだんやさんコラム
2020年5月2日
「乃至法界平等利益」(ないしほっかいびょうどうりやく)
お経では、願文の最後に
「乃至法界平等利益」(ないしほっかいびょうどうりやく)
という言葉があります。
このお経を読ませていただいた功徳は、
森羅万象、生きとし生けるものに及びますように、念じているのです。
「法界(世の中)の全ての人に平等にご利益が行き渡りますように」
人の苦しみを同苦し人の喜びも自分の事のように喜ぶ
と言った境地です。人の心に寄り添い
共に悩み共に喜ぶ、そこにこそ本当にの信頼が
生まれていくのではないかと信じて止みません。