「ご家族は、声をかけてあげてください」

私は、幼い頃に医師からこの言葉をかけられた経験があります。
まだ、幼かったのでその時の状況を把握することは出来ませんでしたが、
両親が悲しい顔をしていたので子供ながら「なんか…おかしい…」と感じていました。

数日後、生まれて初めて家族とのお別れを経験しました。

そして今、ほこだて仏光堂に入社して色々なことを調べているうちに
医師から言われた「声をかけてあげて」の重要さを知りました。

ではなぜ重要なのかというと
最期が近くなり、目を開けることお話をすることが難しくなっても
耳は最後まで聞こえています。つまり、【聴力】だけは残るのです。
（※患った病気により聞こえない場合もあるようです…）

「もうダメだ…」よりも
「今までありがとう、ずっと忘れないよ」「育ててくれてありがとう」

感謝の言葉をお伝えするのが自分自身や家族にとって大切なことだったんだなと
昔の私の経験が教えてくれました