ためになる!?ぶつだんやさんコラム
2020年4月19日
祈り
- 株式会社 ほこだて仏光堂
- 掬水苑いずみ 檜森正広
宗教に拘らず人々には祈りの心が必ずある。 無事に仕事を終えたい 今日一日を楽しく過ごしたい 家庭の円満 などなどを思わない人はいないだろう ナチスドイツ ホロコーストの最終地に向かう最中 ユダヤ人の男性がベートベンの歓喜の歌を歌い始める この男性はドイツ軍の銃弾に倒れるが 「歓喜の歌」に込めたユダヤの誇りと祈りは 如何なる銃弾も撃ち抜く事はできない。 その祈りと誇りは永遠に紡がれて行く。 コロナウイルスの不安が広まっていく中 命の尊厳と祈りこそが大切な気がしてならない。