ためになる!?ぶつだんやさんコラム
2020年3月31日
仏教徒と神徒 〜昔の記憶〜
- ほこだて仏光堂
- 仙台南店 佐藤和也
私が子供の頃、お葬式があると必ずと言っていい程、 饅頭が2個入った箱がお持ち帰りされていました。 通称なのか正式名称なのかはわかりませんが、「葬式饅頭」と呼んでいた記憶があり、 私はそれが大好きでした。中身がこし餡である事を除いては・・・。 おっと食レポになってしまう所でした。では、本題に入りたいと思います。 私の家は、神徒です。 そうである理由は、私から聞いたわけでもないのに父が説明してくれた内容を思い出してみると、 私の祖父が「費用が少なくてすむから」という理由から神徒になったとかどうとか・・・。 確認しようにも祖父は私が物心ついた頃には他界してしまっているので、 真意は分からないまま現在に至っています。 以前の私が知っていた仏式と神式の大きな違いは、線香を供えるか否かくらいでした。 線香は供えないはずなのに、お墓参りでは線香を供えていました。 傍から見たらおかしいと思っている人もいたかと思います。 この業界に属してから、私は線香を供えるのはやめ、 代わりに祖父が好きだったと教えられた煙草を供えておりましたが、 今は煙草も吸わなくなってしまったので供える物がなくなってしまいました(笑)が、 お墓参りは必ず行こうと思います。