ためになる!?ぶつだんやさんコラム
2020年2月14日
「色即是空 空即是色」とは
- 株式会社ぶつだんのもり
- もくりんくん
色即是空 空即是色
仏教のいろんな宗派で読まれる「般若心経」、正式名称「般若波羅蜜多心経(はんにゃはらみったしんぎょう)」の一節。
しきそくぜーくう くうそくぜーしき と読みます。
「色」とはこの世のあらゆるものや現象のこと。そしてその「色」と「空」は同じであると言っています。
つまり、この世にある全てのものは、因と縁によって作られたもので、その本質は実体の無い「空」であるという事。
又その「空」がそのままこの世に存在するすべてのものの姿である・・・という意味。
少々難しいですね。
般若心経は簡単に言うと観音様がお釈迦様の弟子の舎利子さんにこの世は全部「空」であるということを教えてあげているお経です。
最後には観音様よりありがたいご真言を教えていただけます。
羯諦 羯諦 波羅羯諦 波羅僧羯諦 菩提薩婆訶
(ぎゃーてい ぎゃーてい はーらーぎゃーてい はらそうぎゃーてい ぼーじーそわか)
の部分がそのご真言で、ここまで一拍一文字だったのが破調して二文字で一拍となる部分があるなど少々雰囲気が変わります。
唱えれば様々な事を与えてくれる言葉だそうで、解釈を限定しないよう訳さないのが正しいと言われいています。