ためになる!?ぶつだんやさんコラム

2023年3月6日

身内の不幸

  • 株式会社大越仏壇
  • 商品部 小橋
身内の不幸

親族が亡くなった場合、どこまでの間柄なら身内と考えるのか非常に悩みますよね。
親等とは、親族関係における距離を表す表示です。
なお、配偶者(妻、夫)は親等が割り振られておらず、本人の扱いと同等になりますので注意が必要です。
・0親等→夫、妻
・1親等→父母、配偶者の父母、子供(何人目かに関わらず)
・2親等→(自分の)兄弟・姉妹、兄弟・姉妹の配偶者、祖父母、孫
(配偶者の)兄弟・姉妹、兄弟・姉妹の配偶者、祖父母
・3親等→(自分の)曾祖父母、伯叔父母、伯叔父母の配偶者、甥、姪
(配偶者の)曾祖父母、伯叔父母、伯叔父母の配偶者とされている

親等の表示は数が小さいほど近い親族関係を表しています
このように、一般的には二等親までが身内とされていますが、3親等以降は喪に服してはいけないというわけでは
なく、故人との縁が深い場合には、親等に関わらず喪に服してもよいとされています。

それでは、身内に不幸があった場合、会社や身近な人に報告をする際にはどうしたらいいのでしょうか。
なお、連絡する相手には優先順位があります。
身内に不幸があった場合はパニックになっており慌ただしい状態ですので、間違いを防ぐためにあらかじめすぐに
連絡する人=仕事場、故人と親しかった人のリストを作っておくと良いかもしれません。
まず、仕事場の直属の上司に連絡をします。
(原則として電話で連絡。電話はすぐに連絡が付きやすく、仕事への影響を最小限に抑えられます)
仕事の場合は数日間分の引継ぎが発生しますので、引継ぎをお願いする方や取引先にも連絡をします。
学校の場合は、保護者から担任の先生に連絡をします。
このように、身内の不幸を知って落ち着くことは難しいでしょうが、親族や仕事場の関係者に連絡することは非常に
重要なことです。
自分ひとりで行うのが辛い場合は、無理をせず友人たちの力を借りるのも良いでしょう。