ためになる!?ぶつだんやさんコラム
2022年9月5日
伴侶とは
- 株式会社大越仏壇
- 商品部 小橋
伴侶とは、一般的な認識としては主に配偶者の事を指します。
しかし、本当の伴侶の意味は配偶者の事を指す事のほかに、血縁関係のない仲間や友人にも使える言葉なのです。
ちなみに伴侶の逆の言葉の「侶伴(りょはん)」という言葉も存在しますが意味は同じです。
感情や関係性は抜きにして、人生を共に過ごす人物はすべて「伴侶」と呼ぶことが出来ます。
では、なぜ「伴侶」という名前がついたのでしょうか?
「伴侶動物」という言葉があります。
もともとは「コンパニオンアニマル」とも呼ばれ、欧米を中心に動物愛護の考えが広がってきた時期である1985年頃
からよく使われてきた言葉です。
コンパニオンアニマルとは「長い間人間と一緒に暮らしてきた動物」という意味で、伴侶や友達と同じように位置づける
意味で伴侶動物とも言われるようになりました。
私達日本人は「ペット」と呼ぶことが多いですが、お隣の国“韓国”ではペットと呼ばず伴侶動物というのが一般的です。
このように、動物たちも家族同然という考えが根付いているのです。
伴侶と配偶者という言葉は意味が似ています。
「伴侶」は結婚相手の意味もありますが、人生を長く一緒に連れ添う人間(生き物)の事、配偶者は基本的に結婚相手
を指す場合が多いです。
良き伴侶に恵まれることは簡単な事ではありません。
傍で仲良く笑ってくれる伴侶と出会えるか出会えないかで、その後の人生は大きく変わってきます。
一度きりの人生ですから、楽しいことを分け合って、辛いことは二人で乗り越えて行く、そんな人生の良き伴侶を
見つけられるといいですね。