ためになる!?ぶつだんやさんコラム
2022年6月27日
家系図
- 株式会社大越仏壇
- 商品部 小橋
家系図とは、一族の血縁や婚姻関係などを調べることが出来、自分の祖先がどのような人だったのか、どのような
ルーツで今に至るのかを調べることが出来るものです。
家系図を作成する為の始めの一歩は、まず本籍地のある市役所など国の行政機関に出向き、戸籍収集をすることから
始めます。
現在閲覧取得可能な最も古い戸籍は明治19年式の戸籍です。
こちらを最後まで辿ったとすれば戸籍から江戸時代末期までの家系図がすべてわかることになります。
しかし、明治19年式戸籍は初めての試みだったので、時代が古くなればなるほど様々な問題があったり、市町村の合併
や地名変更の理由などで今のように確実な戸籍を調べることが困難となっています。
自分で調べることが難しい場合は、プロ(行政書士)に頼むこともできます。
行政書士の方は、公官庁への提出書類の手続きを主に仕事としていますが、兼業として家系図作成もおこなっている
方も多いのです。
家系図を見れば、誰か一人が欠けていれば現在の自分は存在していなかったことに気づかされます。
世代から世代へ受け継がれる家系図は、家族の絆なのです。
最近では、自分の最期をどう迎えるかなどを記すエンディングノートに家系図を記す方も増えています。
今こうして家系図を調べているように、遠い未来ではいま私たちが生きている現在を家系図として知りたいと感じる
未来の子孫もいるかもしれませんね。