ためになる!?ぶつだんやさんコラム

2022年5月30日

葬儀のメイクマナー

  • 株式会社大越仏壇
  • 商品部 小橋
メイク

女性が普段から行っているメイクですが、葬儀ではメイクの仕方を変えます。
一般的に葬儀でのメイクは「片化粧」と呼ばれるものがふさわしく、普段からしているメイクとは異なります。

片化粧とは
葬儀に合わせたメイクの事で、ファンデーションも薄く、口紅も塗らないという特徴があります。
近年では唇の血色を気にすることもあり、薄い色味の口紅なら塗ってもよいとされていますが、薄い色味の口紅が
容認されて来ただけで、ラメ入りのグロスや濃い色の口紅は特に避けましょう。
アイシャドウもベージュやブラウン系の物を使った方が無難でしょう。

もちろん、派手なメイクは当然NGですが、ノーメイクも避けるようにしましょう。
最低限の身だしなみは必要です。

葬儀の際の髪形も気を付けなければいけません。
「耳より上は慶事、下は弔事」ということわざを聞いた事がある方もおられるでしょう。
その名の通り、お祝い事の際は髪を耳より上で結び、法事や葬儀などの場合は耳より下で結ぶことが一般的なため、
くれぐれも気を付けなければなりません。

ネイルも基本的にはNGであり、参列のマナー違反に当たります。
葬儀ではマニキュアを落としたり、皮膚の色に近いベージュ系のネイルを塗ったりします。
ネイルをどうしてもはがしたくない場合には、葬儀用の黒い手袋を用意し、親族の方や故人に失礼に当たらないように
工夫をすることが大切です。

葬儀は、故人の方を思う大切な場です。
男性も女性も清潔感のある身だしなみを心掛け、葬儀に参加しましょう。