ためになる!?ぶつだんやさんコラム
2022年1月14日
お供えの半紙の折り方
- 株式会社ぶつだんのもり
- もくりんくん
仏壇にお供え物をする時に供物台や高坏(たかつき)等に直接置かずに半紙を折った懐紙(かいし)を作って敷くというのが良いとされています。
では、お供え用にはどのように半紙を折ればいいのでしょうか。
半紙の折り方
お供え用での半紙の折り方には、主に2種類あります。真ん中から45度で折る方法と、70~80度くらいで折る方法です。折り方はどちらでも構いません。
慶事や平常時と弔事や不祝儀では折り方が左右逆になりますので注意が必要です。
慶事・平常時
半紙の半分から手前側を上に折り曲げる場合、右側が上となるように折ります。
弔事・不祝儀
半紙の半分から手前側を上に折り曲げる場合、左側が上となるように折ります。
半紙の向き
折った半紙をお供えに使用する際には、折って平らになった方を仏壇側に向け、とがった方を自分の方に向けます。
仏様に刃を向けないといわれています。
半紙の折り方の説明をする際には、手前側を上に折り曲げて右が上になるのが慶事・平常時と教えることが多いため、お供えの際の向きでは左側が上となりますので混同されがちですのでご注意ください。
神事でもほぼ同様
ただし、神事では70~80度で折る方法は使用しないほうがいいと言われています。神事では、上になった側の角が、下になった角の左側にくると凶の意味となるからだそうです。
神事においては45度で折り曲げる方法を使用するようにしましょう。
向きも仏壇と同様に自分側に角を向けるので大丈夫です。