ためになる!?ぶつだんやさんコラム
2022年1月8日
「まほろばの里で想う」
- ほこだて仏光堂
- 薄木 葉子
ボランティアの帰りに山形県の高畠町へ寄ってきました。
この町は「まほろばの里」と言われます。
「まほろば」とは、古事記などにしばしばみられる
「まほら」という古語に由来する言葉で、
「丘、山に囲まれた稔り豊かな住みやすい所」という
意味です。縄文時代の遺跡も有りました!
ここには、860年に建立された阿弥陀堂が始まりと、
言われている「安久津八幡宮」が有ります。
生い茂る樹木に囲まれた苔むす石畳参道を進んだ先の、
三重塔、舞楽殿、本殿の3つの建造物は、
山形県の指定文化財に認定されています。
三重塔を間近から見上げると
複雑に組まれた軒組がはっきりと見え、
造形の優美さに見入ってしまいました。
お近くに行かれた際は、是非寄ってみて下さい。
不思議な安らぎを覚えました。
合掌。