ためになる!?ぶつだんやさんコラム
2021年11月29日
弔電
- 株式会社大越仏壇
- 商品部 小橋
弔電(ちょうでん)とは、訃報を受けたときに喪主や遺族の方に向けて電信という形にして故人の死を悼む気持ちを
示すものです。
家庭の都合や仕事の関係で通夜や葬式に参列できないとわかった時点で、すぐに弔電の手配の準備を進めなければ
なりません。
なぜなら、弔電は通夜や葬式の最中に読み上げられる為、通夜・葬式が行われる前に届くように送るのがマナー
だからです。
宛名の欄は、喪主のフルネーム(わからない場合は〇〇家 御遺族様) など
差出人の欄は、故人との関係性がわかるように詳しく書きます。(〇〇株式会社 〇〇部 〇〇 など)
弔電の手配は、電話やネットで完了することが出来るので、早めに行動をしましょう。
弔電を送るにあたって気を付けたいのが忌み言葉です。
「重ね重ね」や「たびたび」、「引き続き」など不幸が続くことを連想させてしまう言葉や、「九(く・苦)」
「四(し・死)」など一般的にも不吉と呼ばれている数字などは、弔電では避ける言葉です。
また、「死」「死去」といった直接的な表現も避けるべきで、「ご逝去」「永眠」「他界」などといった言葉に
言い換えましょう。
訃報は突然やってきます。
弔電を送る際には、タイミングを気を付けながら宛名・書き方など確認をし、故人やご遺族に失礼に当たらない
ように、基本マナーをあらかじめ把握しておきましょう。