ためになる!?ぶつだんやさんコラム

2021年5月21日

ペットのお墓

  • 株式会社ぶつだんのもり
  • もくりんくん
ペットのお墓

最近では本格的な御影石のペットのお墓を建ててあげる方も増えてきました。

ペット用品店などではなく、普通の墓石・石材店で色々な形のペット用墓石を展示していたりします。

ここではペットが亡くなった後の、いろいろな供養の方法をご紹介したいと思います。

 

家の庭にペットのお墓を建ててもいいの?

通常、人間のお墓を建てる場合は「墓地埋葬法」により、地目が「墓地」となっていないとお骨の埋葬・埋蔵はできません。

ですが、ペットの場合は自宅の庭等のご自身が所有する敷地内であれば、納骨を伴うお墓を建てても大丈夫です。

ただし、臭いや病原菌の原因となることもあるので、大きめの動物の場合は焼骨するようにしましょう。

 

ペット墓の形

ペット墓の形はお好みにより様々です。

御影石で作る場合、本格的なものは人間のお墓(主に洋風)を小さくした様なタイプにしたり、簡単なものは石のプレートを墓標として置いたりします。

プレートには生前のペットの写真をレーザー彫刻することも増えてきています。

施工方法も、人間のお墓同様に基礎から本格的に業者が建てたり、お持ち帰りで施主様が石材を積み重ねればよいものまで色々あります。

ペット墓_洋風墓石 ペット墓_猫型墓石

ペット墓_プレート墓石 ペット墓_レーザー彫刻

 

埋葬しない形

ペット墓_ミニ墓石焼骨して小さな骨壺に入れて、ご自宅の屋内で供養するという形もあります。

ペット仏壇

ペット仏壇という小さなオシャレな仏壇もありまして、その仏壇に骨壺を安置して供養する方法です。

ミニ墓石

骨壺の上からかぶせられる穴が底にくり抜かれた、小さな墓石でお祀りする方法です。

カロートペンダント

お骨の一部をペンダントに詰めて身につける方法です。

 

ペット霊園

ペット専用の霊園も多くあります。それぞれの設備の整った霊園で人間と同じ様に本格的に供養することができます。

また、個別に建ったお墓ではなく、ひとつの施設の中にいくつもの納骨スペースがあって、彫刻した石のプレートを墓標としたりと、霊園により様々なタイプがあります。

焼骨を行ってくれる霊園もあり、一連の流れで納骨まで済ますことができる所もあります。

人間の霊園に隣接されていることも多いので、人間のお墓参りと一緒にお参りでき、アクセスも良いかと思います。

 

人間とペットが一緒に入れる霊園

最近ではペットと一緒に入れるという霊園も出来てきました。

一緒にといっても、ひとつの墓石で実際に埋葬・埋蔵する内部は分けられている場合が多いかと思います。

また、霊園内の全ての区画がペットと一緒に入れるのではなく、専用区画として分けられている事の方が多いです。

 

ペットの納骨堂

ペット専用の屋内納骨堂というものもあります。骨壺を屋内の専用施設に安置します。

形式は、ロッカーのように区分けされた所で個別に供養できるところや、棚の上にまとめて安置する様なところなど施設により様々です。

個別のタイプでは写真や花などをお供えできたりする所もあるようです。