ためになる!?ぶつだんやさんコラム

2021年4月24日

ブッダの残した言葉

  • (株)佐倉幸保商店
  • 佐倉浩徳(代表取締役社長)

ブッダは2500年前に仏教を開いた、歴史上の実在した人物です。北インドの釈迦族の皇子として生まれながら、29歳で出家の道を選びました。そして35歳で悟りに達し仏教を開かれました。

そのブッダの教えは、長い時を経て日本へもやってきました。現在では世界3大宗教の1つに挙げられる仏教。そこまで大きく成長した仏教には、ブッダが残した数々の言葉があります。

世界中の人を惹きつける『ブッダのことば』は、ただ温かく包み込むような言葉ではありません。そのどれもが、どこか思い当たる節がありちょっと耳に痛い言葉や、突き放されているようにも思える言葉ですが、最後には救われたり、力を与えられる、そんな言葉です。

そのいくつかをご紹介します。

 

『思い煩うな、なるようにしかならない 今を切に生きよ』

 

『過去を追ってはならない 未来を待ってはならない ただ今の一瞬を力強く生きねば ならない』

 

『沈黙している者も非難され、多くを語る者も非難され、少し語る者も非難される つまり世に非難されない者はいないのである』

 

『生まれを問うな 行為を問え』

 

『他人の過失を見る必要はありません 他人のした事、しなかった事を見るのではなく 自分のした事 しなかった事だけ見るのです』

 

『わたしは愚かである と認められる者こそ賢者である 自分は賢者である と思う者こそ愚者と呼ぶにふさわしい』

 

2500年も前の言葉ですが、現代を生きる私たちにも当てはまる言葉です。厳しくもあり優しい言葉の数々は、空から降り注がれるような言葉ではなく、人々の心の一番近い場所で寄り添い支えるかのような言葉です。だからこそたくさんの人の胸に長い間響き続けているのではないでしょうか。

 

ブッダの言葉はまだまだたくさんあります。心を打たれたたくさんの人によって書籍化もされています。興味のある方はぜひ読んでみて下さい。

こちらでもまたの機会にご紹介します。