ためになる!?ぶつだんやさんコラム
2021年2月27日
安信感
- ほこだて仏光堂
- 早川 登
最近、ネットで「安信感」という言葉を目にしました。
「安心感」という言葉は昔からありますが、
「安信感」はあまり見慣れないかと思います。
安心感が相手の不安を取り除き、安らぎをもたらすものなら、
安信感は相手に安心を与え、信用を得られた状態であるとの事です。
我々接客業をやっていると、お客様から様々なご不安や、ご要望を寄せられます。
もちろん、そういったご不安・不満を口にせず、黙って離れていってしまうお客様もいらっしゃるかと存じます。
お客様に「安信感」を与えるには、お客様のご不安、ご要望に答え、安心して任せられると、深く「信頼」を得ていく事が大事かと思っております。
私どもの会社では、葬儀の後にお客様から、何か我々の方で落ち度やご不満を与えていなかったか、お伺いするようにしております。
それによって、お客様の心の中に閉まって言いにくかったお言葉を頂戴する事もございます。
そういったご指摘をうけて、また次のさらなる向上を目指す事ができます。
安心感を与える事。
相手に信用される事。
相手に安心して頂くだけではなく、この人に任せれば大丈夫、この人なら間違いないといった「安信感」のある対応をする事により、より相手との深い信頼関係を築く事ができる。
それは我々接客業に限らず、全ての物事に言えるのではないでしょうか?
もうすぐ春彼岸。
お客様のご来店も多くなるかと思いますが、一人でも多くのお客様に「安信感」を与える接客を心がけなければ、と感じる今日このごろです。