ためになる!?ぶつだんやさんコラム

2021年1月11日

ぜんざい

  • 株式会社大越仏壇
  • 商品部 小橋
ぜんざい

鏡開きは、1月11日に行われます。(地域によっては、15日に行われるようです)
11日に行われるのは、歳神様がいらっしゃる松の内が明けてからですが、元々松の内は
15日までだったようです。
鏡開きには、歳神様にお供えしていた鏡餅をさげてぜんざいや雑煮にして食べたりします。
その“ぜんざい”ですが、語源の説には、仏教や神事などから来ているものがあります。

仏教用語が由来とする説
一休宗純が、お餅の入った小豆汁を食べて“善哉此汁”(よきかなこのしる)と言ったことからぜんざいとなった。
コラム内の“一休さん”でも取り上げています。

一休さん


毎年1月の最終日曜日に、「一休善哉の日」として訪恩庵一休寺にてぜんざいがふるまわれています。

神事が由来とする説
出雲地方のお祭りでふるまわれた“神在餅”(じんざいもち)が出雲弁のなまりで“ずんざい”、
さらに“ぜんざい”になって、京都に伝わった。
10月31日を出雲ぜんざいの日として、認定・登録されています。

歳神様の力が宿ったお餅を頂いて、一年間の健康や幸せを願いましょう。