ためになる!?ぶつだんやさんコラム
2020年12月5日
面白い家紋の世界
- ほこだて仏光堂 相馬店
- 伊東 佑花
葬儀の仕事についてからそれまでは気にならなかったものやことに気づくようになりました。その一つが家紋です。
私の実家には家紋が飾ってあり、小さい頃からあれはなんだろうと思っていました。ただそれ以上は特に何も思わず、親や祖父母に聞くことはありませんでした。そして今の会社に入社して盆提灯に貼る家紋を切り抜く作業があり、様々な家の家紋を見てから自分の家の家紋はどれだろうとすごく気になりました。
その後実家に帰る機会があり、家の家紋を調べたところ「丸に木瓜」だということが分かりました。木瓜の紋はその名のとおり瓜を輪切りにした断面を図案化したもの、または鳥の巣を図案化したものと言われ子孫繁栄を意味するとも言われています。自分の家の家紋にこのような意味や成り立ちがあると知りとても驚きました。
例えば「葵」の家紋と一言でいっても徳川家の家紋で有名な「三つ葉葵」だけでなく「立葵」や「割り葵」など様々な種類があります。また梅の花や扇などのモチーフが分かりやすい家紋から、えっ!と驚く意外なものがモチーフになっているものがあり、家紋って調べるほど面白いなあと思いました。
みなさんもご家庭の家紋を調べると、意外な歴史を知るかもしれません( ^∀^)