ためになる!?ぶつだんやさんコラム

2020年11月21日

子供から見た報恩講

  • ほこだて仏光堂
  • 早川 登
こどもからみた報恩講

報恩講は浄土真宗を開いた親鸞聖人の祥月命日の前後、阿弥陀様と親鸞聖人に対する報恩謝徳のための法要です。

そして、私の菩提寺は浄土真宗
実は小さいころから、たまに母に連れられては、菩提寺に大人や私と同年代の子供が集まって、ご住職の話を聞いたり、食事をしたりする行事がありました。
当時、私はやんちゃな子供。広いお寺はかくれんぼや遊び場に最適で、一緒に来ていた子供たちと遊んでいたのを記憶しております。

大人になり、その行事が報恩講だと気づいたのは、恥ずかしながら今の会社に入ってからでした。

今の会社に葬儀部として入ってから、久々に菩提寺へ仕事で伺った時、先輩からは
『ここのご住職はすごく怖いからな!失礼ないようにな!』と驚かされていました。
しかし、私はそこのご住職が温厚で優しい方だと知っていました。
久しぶりにあった私に、ご住職は昔と変わらぬ優しい表情で、懐かしそうに私に話しかけてくれました。
私を驚かそうとイタズラ心で様子をうかがっていた先輩は、ご住職と仲良く話す私に面食らったようでした。
なんだ、知り合いだったのかと。

報恩講を通して、子供の頃に繋いだご縁ですが、大人になってから今の職業に生きてくるとは、これも本当にすばらしいご縁だと感じました。

報恩講は阿弥陀様と親鸞聖人に感謝する日でありますが、私にとっては与えられたご縁に感謝する日でもあります。

子供の頃のご縁が、大人になって自分を助けるご縁になるかもしれない。
報恩講が来るたび、それを思い出しております。