ためになる!?ぶつだんやさんコラム
2020年11月2日
死者の日
- 株式会社大越仏壇
- 商品部 小橋
キリスト教では、11月2日が死者の日とされ、亡くなった全てのキリスト教徒を偲び祈りがささげられます。
死者のための祈りが典礼(てんれい)に現れたのは、3世紀のはじめ頃とのことです。
現在の死者の日は、998年にフランスのクリュニー修道院のオディロンによって始められ、11世紀には
広く行われるようになったそうです。
なお、前日(11月1日)は、諸聖人の祭日とされています。
11月が死者の月とされ、死者への思いがミサをはじめとする様々な祈りの形で表されています。
死者の日に欠かせない花として、マリーゴールドが祭壇やお墓にも飾り付けられるそうで、死者の世界から
死者を祭壇まで呼んでくれるという言い伝えがマリーゴールドの花にはあるそうです。
死者の日は、仏教徒のお盆やお彼岸にお墓参りをする風習と同じですね。