ためになる!?ぶつだんやさんコラム

2020年10月9日

様々な姿に変化して人々を救済する「観音さま」

  • 株式会社ぶつだんのもり
  • もくりんくん
観音菩薩

観音菩薩とは

親しみを込めて「観音さま」と呼ばれる観音菩薩。

十三仏として百か日を司る仏様です。

正式には「観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)」または「観自在菩薩(かんじざいぼさつ)」という名前です。

観自在菩薩といえば般若心経において、この世の真理を教えてくれる仏様です。

 

いろいろな観音さま

観音さまと一言に言っても、よくよく思い出してみれば「〇〇観音」という仏像はたくさん出てきます。

千手観音や馬頭観音、十一面観音などなどその他にもたくさんいらっしゃいます。

それらは全て観音菩薩です。

観音菩薩は時と場所、相手に応じて姿を変えられる仏様で、その変化のことを「普門示現(ふもんじげん)」といいます。

 

六道において地蔵菩薩がほぼそのままの姿で現れ人々を救済するのに対し、観音菩薩は地獄道では聖観音、餓鬼道では千手観音と姿を全く変えて、それぞれの世界で人々を救済します。

 

観音菩薩の造形

像としての造形は、色々な観音に変化するため様々ですが、その元となる聖観音は頭の冠に阿弥陀如来の化身を付け、つぼみの蓮の花や水瓶を持っているのが一般的となっています。

 

聖観音