ためになる!?ぶつだんやさんコラム
2020年7月17日
弘法大師 空海
- 株式会社ぶつだんのもり
- もくりんくん
お大師さんこと空海
空海(くうかい)という人物をご存知でしょうか?
弘法大師(こうぼうだいし)といった方が分かりやすいかもしれませんね。
真言宗の開祖
空海は平安時代の僧であり、真言宗の開祖です。
香川県で生まれ、上京後に四国へ戻り山林で修行し悟りを開いたといわれています。
その後、唐へと渡り経典等を持ち帰り真言宗を開きます。
そして、現在でも高野山奥の院で永遠の禅定を続けているとされています。
空海の入定後
空海が入定してから、その弟子達が空海の足跡をたどり修行を始めたことから八十八箇所巡礼・四国遍路が生まれました。
921年には醍醐天皇より「弘法大師」の諡号(しごう)が送られ、大師といえば弘法大師空海とまで言われるようになります。
そして今でも「南無大師遍照金剛(なむだいしへんじょうこんごう)」と唱えられ、崇敬されています。
「南無」とは崇敬を表す言葉であり、「遍照金剛」とは空海が唐で与えられた「この世の一切を遍く照らす最上の者」という意味の灌頂(かんじょう)名です。
筆の達人
また、空海は達筆であることも有名です。
「弘法筆を選ばず」「弘法も筆の誤り」といった達筆ゆかりのことわざからも伺い知れることでしょう。