ためになる!?ぶつだんやさんコラム
2020年7月11日
「悲しみを分かち合う」
- 株式会社 ほこだて仏光堂
- 掬水苑いずみ 檜森正広
先日あるご住職様から通夜の後に 「通夜振る舞いも無く、あっさり終わってしまいますね」と声をかけて頂き 「コロナの影響もあると思いますが、更に葬儀離れが進んでしまう事が心配です」との言葉を頂きました。 近年、日本では直葬や密葬、家族葬など、別れの儀式は簡略化される傾向があり 地の縁、血の縁が薄くなり、葬儀離れが進んだことにより、悲嘆を分かち合うことは少なくなっていましたが コロナ渦により自宅にいる事が多くなり、一人でいる事が多い為に今般の様な傾向の中一人でも多くの人と 悲嘆を分かち合いたいと感じている人も少なくないのではないでしょうか。 私達葬儀スタッフとしても御先祖様からの大切な繋がりを伝えて行けたらと感じます。 ご先祖様の繋がりを数字にして見ました。 10代 1680年 1024人 20代 1380年 1048576人 20代遡ると100万を越えます、 その誰一人も欠けていたら自分自身は生まれていないという現実。 そしてこれからも紡がれていきます。