なむあみだぶつ・なむあみだぶつ…。
あみだぶつは仏様の名前ですが、頭に付く“なむ”ってどんな意味があるのでしょう？

なむ（南無）の語源は、ナマスを音写したとされます。
「帰依（きえ）する」「あなたに全てを委ねます」という意味を持ちます。
なむ〇〇〇〇と唱えますと、「私は〇〇〇〇に帰依します」となります。
帰依とは、すぐれたものに対して力をすがることです。

お寺巡りをしてお参りをする機会がありましたら、おまつりされている仏様の名前を確認しましょう。
阿弥陀様なら、「南無阿弥陀仏（なむあみだぶつ）」
お釈迦様なら、「南無釈迦牟尼如来（なむしゃかむににょらい）」
観音様なら、「南無観世音菩薩（なむかんぜおんぼさつ）」　などと唱えます。